第2回公務員の仕事を知るワークショップを開催

第2回公務員の仕事を知るワークショップを開催

鳥取県庁の藤井氏による講演会&ワークショップ

第2回目の講演会&ワークショップでは、講演会の部では、鳥取県県土整備部の藤井優様にご講演をしていただきました。

藤井さんは、鳥取県の県土整備部の技術企画課で担当をしており、JR鳥取駅の北口再生や、ICT技術、ロボット技術を建設現場に導入する取り組みなど様々な事業に携わっている方です。

今回の第2回目のイベントでは公務員の中の土木技術職に視点を当てた講演会&ワークショップを開催しました。

講演では、年々高齢化が進行するにつれ、建設業の入職者が減少しているという現状やインフラ(道路)の維持管理をすることの重要性や大変さを知ることができました。

また、これからの土木技術職では、ICT技術を導入した無人化施工やUAV(ドローン)測量、橋の全体をドローンで撮影し、早く簡単に3次元データ化をするなどi-Constructionの仕事が普及しているということ、それに加えi-Constructionの人材育成に力を入れているということを知り、土木技術職の仕事内容により魅力を感じ、一度ICT技術を使った仕事を体験してみたいと思いました。

第2回目も、1回目と同様に円形の模造紙を使ったワークショップを行い、参加者には3つの質問について答えてもらいました。

今回は、プラスの意見を赤色の付箋に、マイナスの意見を青色の付箋、どちらにもあてはまらない意見は他の色の付箋をはってもらいました。

すると、土木技術職の良い点、悪い点、改善点、課題がわかり、見やすくなりました。また、グループを同じ学年に揃えたことで、上の学年の意見を聞くだけや同調するだけにならず、同年代だからこそ意見を積極的に発言しやすくなり盛り上がることができました。

プラスマイナスの意見や世代ごとに分けたりすることで、成果物が見やすく分析がしやすくなりました。これをもとにイベントの見直しや改善をし、今後のワークショップをより良いものにしたいです。

参加者からは、グループワークでほかの人の意見が聞けて良かったという声や、ワークショップで刺激を受けて意識が変わったという声もあり、多くの参加者がイベントに満足をしていたので、講演のあとにワークショップをするという形式のイベントを開催してよかったと感じています。